かおっちゃん
仙台は「もりの都」とおぼろげな記憶に残っていました。
森の都と書いて、なんだかしっくりこないなと思いつつ、
調べるのを忘れて送ってしまったら、「杜の都」でした。
「杜」とは、神社やその参道などを鎮守する森林を表すのですね。
緑は緑でも、歴史ある伊達政宗の地、
青葉茂れる仙台は「杜の都」と呼ばねばなりません。
奥州の歴史(平泉の藤原氏、仙台の伊達政宗など)も、
最近興味を覚え始めた気がします。
そういえば、母へ贈るために手に入れた書の本を開いて驚いたことがありました。
伊達政宗がこんなにも書に達者だったと初めて知ったからです。
脱帽してしまいませんか?
宛先の大悲願寺に見事な白萩の花が咲いていて、
先に訪れた時には言い出せなかったけれど、
この白萩をぜひ分けてほしいという内容なのだそうです。
戦もすれば、詩情にも欠かない、
昔の武将はなんとも文武両道なことでありました・・。
そして松尾芭蕉さえ憧れた、景勝地の松島は、いまどんな様子なのでしょう?
国宝である瑞巌寺のあたりも、津波の被害は免れず、
たくさんの老木が伐採を余儀なくされたと聞いています。
今はもう観光することもかなうのでしょうが。
凱旋パレード後の会見で、羽生君が「復興」の言葉を何度も口にされましたが、
本当に頑張ってほしいものだと思います。
仙台も、東京駅から新幹線「はやぶさ」で一時間半。
帰国の折には、いつかきっと仙台や松島も訪れられたらと思っています。
そうしたら、復興のほんのほんの小さな手助けにはなるでしょうか・・
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