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平昌オリンピック開会式に思うこと


 

かおっちゃん

 

韓国での五輪開会式、

もしかして北と南の両選手が聖火台にいっしょに向かうかな、と

思っていたら、本当にそうでした。

今の北の政権を尊重するようなそんな態度はとらないだろう、

という人もいたけれど、そうじゃなくて、

戦争ではなく ” 平和 ” と言うために

あえてしたのだよね。

これさえ実現できたからよかったし、それ以上に北朝鮮代表団に

キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の妹、ヨジョンまで含まれるとは

思っていなかったので驚きました。

これなら、直後にミサイルを放つなんてことはできないでしょうね、

と言うと、キム・ジョンウンはこれまでにも一度ならず

辻褄の合わない行動をとってきている、と跳ね除けられた。

 

年によっては、オリンピック開会式が国威発揚の場に

なり変わった様を呈することもあるけれど、

平昌はきれいなコレグラフィの域を超えない印象。

今人気の若手歌手たちによるジョン・レノンの ” イマジン ” の放つ

メッセージ。聖火台への灯火は予想通りキム・ヨナで、

予想外にきれいでした

 

逆に、オリンピックの競技時間に関しては、アメリカのゴールデンタイムに

オリンピック放映できるように合わせられたと聞いて、唖然としました。

世界の祭典が、スポンサー料金を多く払ったものに、

どんなわがままの権利も与える世の中。

1936年のベルリン、1972年のミュンヘンほどではなくとも、

オリンピックは常に時代の影も映すのを避けられないのですね。

 

 

先日のミーシャ・ジーのインスタグラムは、

たくさんの人の心を揺さぶりましたね。

言葉は少なく、メッセージは強くて。

 

Some stuff, Never change

 

お写真、お借りしております。
お写真、お借りしております。

 

環境問題を検討するための世界規模の集まりが

失敗に終わりそうだった時、

宇宙ステーションにいる各国の科学者たちが、

宇宙船の中から地球に向けて、代わる代わる

’ 美しい地球を守ろう ’ というメッセージを送ってきた映像に

涙が出て止まらなかったのを、ふと思い出しました。

みな、穏やかな普通の様子で話していたけれど、

その実、どこまで必死に訴えていたかが、

あまりにも伝わってきたものです。

 

普通の人たちと、世界の支配層の間には、

どうしてこんなにも大きな隔たりがあるのでしょうね。

 

あれ、いつの間にか深刻ムードになってしまった・・

 

でも、今回はさすがテクノロジーの国! 提供される映像・画像の

質の高いこと!

フランス人たち、びっくりしていますよ。

そして開会式ですから、さすがにテレビでも生放送(9日正午より)、

夜8時のニュースでも映像が出ました。

これで少しはオリンピック気分も盛り上がるというものです。

 

 

では、応援がんばりましょうね!