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秋のロワールのお城


 

かおっちゃん、こんにちは。

 

きょうは、秋たけなわの旅のご報告でもいたしませうか。

 

前日のお天気予報は、かわいい若いお嬢様どころか、変なネクタイしたおじさんで、

(フランス人といったって、アラン・ドロンみたいな美男ばかりじゃないよ!)

そのうえ「晴れ時々くもり、雨の確率20%」なんて、さえない予報。

ま、秋だし仕方ないか、と期待せず睡眠。

 

翌日はジュジュがZZZと夢の中、真っ暗なうちに家を出る。

雨は今のところ降っていないけど、折りたたみ傘も荷物に入れて、

サングラスはもちろんなし。

 

久しぶりに向かうはロワールのお城です。

 

 

ロワールのお城 シャンボール城
ロワールのお城 シャンボール城

 

なんとシャンボール城に着いたときには、この季節にこの太陽はあり?と思うほどで、

空も真っ青!なんだ、傘じゃなくサングラスが必要だったんじゃない!

 

お天気予報のおおうそつき!

 

そしたら同行のK嬢が「わたし、晴れ女なんですよ!」と豪語する。

なんだか最近、いつも晴れ男や晴れ女といっしょだわ。

思わず、わたしも晴れ女なんですよ、とはいいそびれてしまう。

 

このお城のテラス、すごいでしょ?

 

ここを初めて訪れたときは、

このテラスの御影石製のひし形や丸などのデコレーションと彫刻がなんとも印象的で、

たくさんの絵葉書とDVDを買って帰って、今でも大事に持っているよ。

 

 

フランス王フランソワ1世が、

イタリア戦争を機に、多くのイタリア人アーチストをフランスに呼び寄せて、

パリ郊外のフォンテーヌブロー城やルーブルの改築、シャンポール城の造営を行ったの。

フランスでのルネサンスの最盛期。

 

あと1ヶ月でクリスマス。お城の中にももうクリスマスツリーが飾られていたよ。

寒い季節は苦手でも、クリスマスにはやっぱり、暖炉や雪が似合うよね。

 

 

 

お城の中からは、霜のおりた庭園と、そこに映るお城の影、

そしてその先にお城の端までまっすぐ伸びる6キロの道が見えました。