かおっちゃん、こんにちは!といっても、あなたはもう夢の中かしら?
羽生くんも今頃ぐっすり、心地よい夢の中でいい眠りをとっていてくださいますように!
フランスフォーラムの「ユズへの讃歌」では、羽生くんの曲、
そしてこれまでのスケーターさんたちの曲選択について、
熱い語り合いがなされた模様です。そしてグルノーブルでのフランス杯までです!
L:
あなたたちはどうかしら、わたし発表された今年の曲を聞いて結構がっかりしたのよ。
何度も使われた曲でもう消化不良になっちゃうわ。ユズルには勇気のあるところを見せてもらって、是非使われたことのない曲を披露してもらいたいわ。
A:
わたしもユズは他の人より勇敢であったほしい・・。ここ数年もそうであったようにね。ただオリンピック年だから、長年のフィギュアファンによると、スケーターが新しい冒険をする時ではないということよ。
L:
わたしがわからないのは前からいるフィギュア選手よ。五輪であれ他の大会であれ、
審査員のメンツは同じなのだから、オリンピック年だからって何か変わることがあるの?この論理がわからないのよ、同じ曲を何度も何度も使いたがることにね。
スケーターが氷上で本当の感情を表現するなら、音楽はその次なのよ、
ハードロックはちょっと行き過ぎかもしれないけれど。
ただ審査員だって同じものをさんざん聞かされてうんざりだと思うわ。
わたしなんか、そのせいでもう耐えられない曲があって、そうなるとプログラム自体に
ついていけないのよ。ところで相変わらず、今年のフランス杯の知らせはないわね?
(考える)
A:
それはリスクをどうするかという問題だと思うの ― オリンピック年は、どんな小さなリスクも負いたくないのよ。あとは4年に一度しかフィギュアスケートを見ない一般の人たちに気に入られるために、よく知られた音楽だとより受け入れられやすいという・・・
でも白状すると、わたしを “パリの散歩道” と “Seimei” に惹きつけさせた理由の一つに、あの音楽とリズムがあるの。モダンで、これまでずっとフィギュアスケートに
つきものだった重くてほこりだらけのクラシック音楽とは、全然違っていた・・・
“バラード” に馴染むまでは、逆に時間がかかったのよ。
というのも、ショパンはそれこそ、すごく慣習的な選択に感じられたからなんだけど―
でも、今はわたしのもっとも好きなプログラムよ、振付が秀逸だもの。
ただ当初は、わたしにそれがまだ “見えて” なかったのよ。
V:
もっともよく知られた音楽は10曲に限られると言えるかもね。
リズムが魅力的で、足でリズムをとりたくさせるようなものって。ベートーベンの第9はみなが知っているでしょ、ザ・ホワイト・ストライプスのセヴン・ネイション・アーミーは誰もが聞いたことがある。でも比較はできないけれど、よく知られていて、かつ以前に使われてない音楽にいくこともできるのよ。“パリの散歩道” がいい例だわ、知られてはいるけれど何千回も使われていないもの。わたし、“Seimei”と“レッツ・ゴー・クレイジー” が大好きよ。だから次期シーズンもユズルを信頼しているわ。
有名な作曲家を選ぶことには何ら反対ではないの、
ただこの人たちの作品は2つか3つの曲にとどまらないってこと。
あとは今日のカバー曲、これはありふれてるわ。
L:
ねえ、そんなに頭をひねらなくても、ほらこれがちょっとしたリストよ。
ヴィヴァルディの四季、アストル・ピアソラ、シェエラザード、カルメン、
チャイコフスキー、ラヴェルのボレロ、道、トゥーランドット、アランフェス、
悲しいワルツ、サンサーンス、あとはいくつかの民族音楽。
けっこう忘れたのがありそうだけれど、これらがすぐ頭に浮かんでくるものよ。
あなたたちはどれがもう我慢できない?(白旗)あら、これ、忘れたわ。
レ・ミゼラブルの “夢やぶれて” と “ドン・キホーテ”、次期シーズンのプロにいくつか
発表されているけど。
A:
ああ、うれしいわねえ(しかめっ面)。マイケル・ブーブレのプログラムも、また拝見
させていただけるんじゃないかしら(わたし、もう耐えられないわ)
あら、フランス杯はグルノーブルでのようよ、以前の発表どおり(しかめっ面)。
パリだといいなと自分本位に思っていたのだけど・・・
どうしてわたしの父はもうグルノーブルに住んでないのかしらー?
まあ、行くかどうかは参加競技者のリストが出てから決めるわ・・・でも、トップ6の
スケーターのうち2人を観られるだけでも、足を運ぶ価値はありよね、
たとえユズがいなかったとしても。
L:
グルノーブルのガイドを見て情報を集めなくちゃ。
わたし、ユズルやハビエがグルノーブルに来てくれるように祈っているわ!!!
ネイサン・チェンやパトリック・チャンでなく。
フォーラムのみなさんは、羽生くんが11月に来仏しないのでがっかりかもしれません。
ですが、その前に、11月10日(明日)からは3日間、
いっせいに、羽生くんの国、“ 日出ずる国 “ の方角を見ているにちがいありません!
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