羽生結弦 フランスフォーラム「ユズへの讃歌」2

お写真お借りしています。
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かおっちゃんへ

 

かおっちゃんにとって、木がそこまで貴重なものだとは知りませんでした。

わたしも、木の匂いや森を歩いている様子を想像すると、

やっぱり瞬時に自然の中に行きたくなっちゃう。

でも最近は木がある公園の中を歩いているのに、立ち止まることもせず、

スタスタと公園の反対側まで通り抜けてしまったりして。

どうして、こうも急いでいるのでしょう?

ちょっと座って、ぼんやり周りを眺めたり、耳を傾けたりしたら、

ずっと穏やかな気持ちになるよねえ。

 

さて、フランスの仲間たちもNHK杯にそわそわしはじめているはずです。

でもとりあえずは、先日の「ユズへの讃歌」フォーラムの続きを覗かせてもらいましょう。5月のフォーラムなので、今シーズンのプログラム発表前。

だから、みなはユズ君と彼のプログラムが気がかりで仕方ない様子です。

 

 

T:

わたしもユズをマルセイユで見たわー。彼そのもの(写真や空想でなく、生身のユズ)を見たのは忘れ難い体験よ。特にホプレガの最初の部分を演じている時の彼の顔の表情がね。審査員席の後ろだったからとても良く見えたのよ。)自分の目でかの有名な紫色のパンツも見たかったんだけど、金曜は仕事が休めなくて無理だったわ・・・わたしもミラノへ行ってユズをもう一度見ることができたらと思っているのよ――

 

V:

(前回のヘルシンキを参考にすると)ミラノの個別チケットは9-10月ころに売り出されるかしら。びっくりよね、(ミラノが)かなり先のようですぐ間近にも感じられる。

 

S:

スケートは、わたし7歳に始めたから、今10年くらいになるわ。

ところで、グルノーブルはまだ確定してないのよね?

 

V:

わたしが彼を初めて見た印象は「何なの、彼のジャンプへの入りと着氷は。ラーブ」本当に当時とんでもなく嫉妬したのを覚えているわ。彼が残す印象、いとも簡単にやる様子は唯一のもの、自然な流れがあるのよね、本当に強烈な音楽性を感じる。一瞬も使われていない間がない、まあ彼の話題なら何時間でも話しちゃうからここでやめましょう、だって他にもいろいろあるし。でもこれらが最初にわたしを印象付けた要素です(スマイル)

 

(ミラノ大会のチケット価格の話などしたあと)

 

L:

ところで、ユズルが14歳だった2009年の世界選手権と2012年のをヴィデオで再見したの。なんていい気持ちなの、ラヴ。

 

Y:

こんにちは、フランス語圏のユズファンのみなさん。こんなにたくさんのフランス語の投稿を見ると不思議な感じ、すっごくすてきだわ。英語があまり得意じゃない人には楽だしね。今後のプログラムについては、ユズが ウィルソンとでないなら、いいわよ。

 

A:

ユズがウィルソンに戻ることはないんじゃない?―ユズの力をより表現できるプログラムは何かと聞かれた時、パリの散歩道とノッテ・ステッラータをあげてたの。わたしウィルソンそんなに好きじゃないけれど、ユズはノートルダムとロミジュリ2以降、持久力がつき、成熟した。自分がどんなジャンルのプログラムをやりたいかわかっているし、今は英語でコミュミケートできるわ。ノッテ・ステッラータは成功例よ、これを変容してみるのも手じゃない?でも、実のところシェイ・リーン・ボーンと続けて欲しいというのがわたしの本音なんだけど。

 

L :

わたしたち、ますます人数が多くなってうれしい。ユズルは今季シェイ・リーンと続けて欲しいわ、だって彼女がここ数シーズン、ユズルに入念に作りあげたコレグラフィはただ素晴らしいもの、それにユズルのつきない才能に完璧にあっている。最近のようにオリジナル音楽を使ってほしい、もうこれまでさんざん聞かされてきた50曲ではなくね。

 

Y:

ノッテ・ステッラータはエキシのプロ。ガラではいいけど、競技ではどうかしら。ウィルソンにはもうチャンスなしよ。ユズルはボーンとの方が千倍いいわ。

 

 

G:

こんにちは、みなさん。フィギュアスケートを好きなフランス語スピーカーをみるのって感激だわ、だってスケートとフランス語ってわたしを魅了するものだもの。わたし、17年来スケートをしていて、フランス語を学んで5年。実は自分のフランス語をこうやって使うのは恥ずかしいんだけど、ただハニュウさんのためだけにわたしここにきてこうして書いてるの。間違いがあったらごめんなさい。あるいは、わたしロシアフォーラムに戻るわ、メルシー)

 

V:

ファーラムのほとんどの人たちと同じで、次期のスケーターたちのプログラムに関しては長い間ヴィヴァルディほか、クラシックの傑作を堪能してきたから、飽きがきちゃう。審査員と観客を喜ばせる、振付が生きる音楽的な部分をもったリズムのある魅力的な曲はたくさんあるのに。だから正直言って、曲の選択に頭をかしげたくなるのもいくつかあるわ。

 

ユズルは自分のいつものやり方に忠実だしある種のこだわりがあるから、ショートの振付師を変えるかしらね?(パリの散歩道を考えただけでも)クラシックの曲でジェフリーと続けるかも。(ところで、間違いでなければいいけど、ウィキペディアによるとパリ散歩はジェフリーでロミジュリ2がウィルソンの振り付けとなっている、あるいはこれが間違い?)

 

A:そう、ジェフ・バトルがパリ散歩(ラブ)、ショパン(ラヴ)、そしてレッツゴークレイジー(ラブ)よ。ふたりはうまくいくのよ。来年、ジェフがユズのためにもうワンプログ振り助けるっていうのはほぼ100%確実と思うわ、たぶんショートを。

 

ウィルソンはノートルダム・ド・パリとロミジュリ2の振付 ― どちらももっとも良くないプログラム、わたしこの2つは絶対見ないのよ。まあ、ウィルソンの責任を軽くしてあげると、ユズは当時持久力の点で大きな問題があったし、4サルコーも心配、英語も満足でなかった・・でも、たとえスケートが完璧だったとしても、プログラムはとても一般的で全然《ユズ》らしいもの、ではなかったと思う。反対に、今年再びユズとノッテ・ステッラータで振付再開(ラブ)。そして今度は大成功―ユズもとてもこのプロを気に入っているみたい。

シェイ・リーンはオペラ座の怪人(ラブ)、SEIMEI(ラヴ)そしてホプレガ(ラヴ)。個人的には並外れた3つのプログラムだと思うし、ユズのパーソナルなプログラムよ。みたところボーンはスケーターに似合ったプログラムを作りだせるんだわ。(バトルはというと、まず作者バトルって感じ)わたしPOTOの音楽は嫌い、でもユズルが選んだのよね。振付は大好きよ!一度も完璧な演技がなかったのが残念・・SeimeiとH&Lに関しては、コメントは一切必要ないわよね。)

 

 

もちろんおしゃべりは続きます。

NHK杯が始まる頃には(って、あと3日!)過去にさかのぼるお話が終わって、現在に追いつきたいですね。

 

ではまたね!