羽生くんの人気と力と

かおっちゃん、こんにちは。

日本にいる、ずっと前からの男の友達に、最近羽生くんのファンになった話をメールしたら、「羽生選手、王子様みたいだよね。日本の全女子に大人気だよ」と返事がきたの。

日本の全女子に注目されている羽生くん。その羽生くんがする「一生懸命」のお話。

なんて貴重なことでしょうね。「それは一生懸命じゃない」という一言は新聞で見たけれど、そんな解釈をあえてしたとは知らなかった。一生を懸けて、命を懸けて・・、

感心しました。

羽生くんの、あの決死と言っていいほどのすごい顔の表情が、自分の一生と生命そのものをかけざるを得なかったとんでもない形相の市川雷蔵を覚えさせたのは、必ずしも不思議ではなかったのですね・・。

強く、繊細で、頭のよい羽生くんの話す言葉が、多くの人たちの間に反響していく。

羽生くんのスケートがもつ品格、気品、崇高さと、競技者羽生くんがさらなる勝利のために高みを目指すその努力の姿勢が、フィギュアスケートの枠をこえて、たくさんの人たちに、自分の生き方を再確認させずにはおかない。

こんな羽生くんが、かおっちゃんのいうとおり、フィギュアスケーターとしての自分個人を超えた、もっと大きな目的のために戦っているのなら？

いいえ、それだからこそ、羽生くんのスケートは、こんなにもたくさんの人に訴えかける、特別なレベルの、強靭で美しいスケートなのかもしれません。

羽生くんの言動は、フィギュアスケート界も日本も超えて、はるか遠いところまで反響しているでしょ。ここまで多くの人に影響を及ぼすスポーツ界出身の人物なんて、いったいかつて存在したのでしょうか？

そして、羽生くんの影響が、人のありかたや社会や環境にとっても、ポジティプな形と方向で反響するよい影響であることが、なんともありがたいことだと、思わずにはいられないのです。